【六鳩会(ろっきゅうかい)】
我ら同窓生は,昭和23年4月から昭和24年3月生まれの年代で,60年代
から始まる日本の高度経済成長期に多感な青少年期を過ごし,
〈団塊の世代〉の核として,良きにつけ悪しきにつけ常に社会の中でその
動向が注目されてきた世代である。
そうした社会的背景と第69回の卒業生ということから,同窓会の名称を
【六鳩会】と命名することとした。その名称の詳しい意味と付与への思いは,
以下のとおりである。
「六」 : 第69回卒業の六。激動の60年代に6年間学び,人間の六つの感情
を示す六気(リクキ)と称される「好」「悪」「喜」「怒」「哀」「楽」をとも
にしたから。
また,六の甲骨文字は家屋の形をかたどることから,たまに集う
我らが会の屋根になって欲しいとの願いを込めて。
「鳩」 : 第69回卒業の九。九は「多数」「たくさん」「集まる」「集める」の意で,
「鳩」に通じる。そのことから,団塊(マス)の世代と言われる我々が,
再びより多く集まって欲しいとの願いを込めて。
また,唐の張九齢に故事があるように,伝書鳩は遠距離を飛んで
手紙を運ぶことから,どんなところで暮らしていても,たまに近況を
伝え合い,旧交を温めあいたいという願いを込めて。
〈参考〉 『爾雅』訳詁に「鳩は聚なり」とあり,聚は集に通じる。
「六鳩会」の考案者は,同期の四戸純市くんです。
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